【日経QUICKニュース(NQN) 田中俊行】債券市場で償還までの期間が10年を超える超長期金利の上昇が止まらない。米国の大幅利上げ観測を織り込む中で米国債の売りが膨らみ、日銀が許容変動幅を設けていない国内の超長期債に売りが波及している。超長期債の主要な投資家である生命保険会社が買いに本腰を入れ始めた兆しはみえるが、先行き不透明感の払拭にはつながっていない。 先週、21日は超長期債の売り(利回り上昇)が目立った。新発20年物国債利回りは一時、前日比0.055%高い1.205%と、2015年7月以来の高水準をつけた。新発30年債利回りは1.585%、新発40年債利回りは1.765%とそれぞれ1...

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