【日経QUICKニュース(NQN) 佐藤梨紗】円相場が、1ドル=139円台へ大きく水準を切り上げた。11日には一時138円台半ばと8月末以来の円高・ドル安水準まで上昇。8月下旬の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言をきっかけに円売り・ドル買いに拍車がかかって以降の下落をほぼ帳消しする水準に戻った。指針を見失いつつある投資家は、今週予定されるFRB高官の発言を注視している。
足元で相場が急速に円高・ドル安へ振れたのは、米インフレのピークアウトが意識され、FRBが利上げペースを鈍らせるとの観測が広がったためだ。損失覚悟の取引も巻き込みなが...

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