【日経QUICKニュース(NQN) 鈴木孝太朗】傘下のビジョン・ファンドを通じ、世界中のハイテク企業に出資するソフトバンクグループ(SBG、9984)。最近は自社株買いやMBO(経営陣が参加する買収)への思惑で株価が乱高下していたが、再びハイテク銘柄で構成される米ナスダック総合株価指数と連動しつつある。
SBG株はかねて「米ハイテク株のパフォーマンスに左右される側面が強い」(外資系運用会社)と言われてきた。一蓮托生(いちれんたくしょう)の間柄。足元は米金融引き締めを巡る警戒感が和らいでいるが、米株が再び調整すると・・・。