【日経QUICKニュース(NQN)】ダイコク電機(6430)株が急反発している。前日比163円(10.5%)高の1715円まで上昇し、年初来高値を付けた。5日、2023年3月期(今期)の連結純利益が前期比6%増の13億円になるとの見通しを発表した。従来予想は31%減の8億5000万円で、一転増益を見込む。年間配当も従来予想から20円引き上げて前期比横ばいの60円とし、業績の上振れを好感した買いを集めている。
11月にメダルを使わないスマート遊技機「スマートスロット(スマスロ)」の導入が始まり、関連機器の販売が伸びる。「盗難防止監視システムを搭載しているメダル貸出機で、高機能性が顧客に評価されている」(同社の営業推進部担当者)という。