【QUICK Market Eyes 池谷 信久】日銀の金融政策を巡っては次期総裁人事の行方が注目されている。市場では日銀の雨宮正佳副総裁と中曽宏前副総裁が有力候補とされ、中曽氏が選出されると政策修正が進みやすく、雨宮氏の場合は現行の緩和策が継続されやすくなるとの見方が多い。 ■誰が次期日銀総裁になっても、政策修正の行方は変わらない=野村証券 しかし、野村証券の松沢中氏は「誰が日銀総裁に選出されるかによって、政策修正スケジュールが大きく変わる訳ではない」とみている。総裁に誰が選ばれても、「岸田政権が現行の政策スタンスを変えるのでなければ、日銀政策修正の機運が高まらない」ためだ。 確かに中...

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