長期金利が１％に上昇しても円高は「125円」が関の山（FXストラテジー）
【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ） 長谷部博史】18日の外国為替市場で円相場が急落した。日銀が市場でくすぶっていた大規模な金融緩和策の修正を見送り、積み上がっていた円の買い持ちを解消する動きが加速したためだ。市場では依然として年内にも日銀が緩和修正に動くとの観測が残るものの、日米の長期金利と円相場の関係を考えると日銀が「利上げ局面」にでも入らない限りは円高の勢いは限られそうだ。
日銀は18日まで開いた金融政策決定会合で現行の大規模緩和を維持すると決めた。昨年12月に引き上げた長期金利の許容する変動幅の上限も「0.5％程度」で維持。政策修正をきっかけに大規模緩和の「出口」も見据え始めていた外為...
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