【NQNニューヨーク=戸部実華】米経済は市場が想定した以上の底堅さを示した。米商務省が26日発表した2022年10~12月期の実質国内総生産(GDP)速報値は前期比年率2.9%増と、市場予想(2.8%増)を上回った。市場は米経済のソフトランディング(軟着陸)への期待を強め、株買い・債券売りが優勢になった。だが、エコノミストからは「景気悪化は23年1~3月期以降」とみて、ぬか喜びに警戒する見方が目立った。
26日の米債券市場で長期金利の指標となる10年物国債利回りは、前日比0.06%高い(価格は安い)3.50%で終えた。GDP公表直後は3.52%に上昇する場面があった。GDPと同時刻に発表され...

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