来週(2月6~10日)の外国為替市場で、円相場は神経質な展開が予想される。米国で早期利上げ停止観測が強まるなか、3日発表の1月の米雇用統計で賃金インフレの鈍化が示唆されれば、円高・ドル安が進みやすい。政府は来週後半をメドに、4月8日に任期満了となる日銀の黒田東彦総裁の後任の人事案を衆参両議院に提示すると伝わる。日銀の大規模な金融緩和策の修正観測は根強く、人選によって円相場は上下に大きく値動きする可能性がある。
日経平均株価は2万7500円を挟み一進一退か。米国ではインフレの鈍化で利上げの打ち止め期待が高まっている。投資家心理にプラスに働く半面、為替が円高・ドル安に振れやすい点が日本株の重荷と...

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