【日経QUICKニュース(NQN) 寺川秋花】海外投資家による国内債の売り意欲が消えていない。日銀が1月の金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の修正を見送ったのをきっかけに長期金利の上昇(債券価格の下落)は一服したものの、海外勢の売り持ちを解消するショートカバーは限られた。外債の売却を加速してきた国内勢は生命保険会社を中心に余力を残し、国債利回りは年限ごとの違いが大きくなりそうだ。
財務省が8日発表した月次の対外及び対内証券売買契約等の状況(指定報告機関ベース)によると、海外勢は1月に国内の中長期債を2カ月連続で売り越した。売越額は4兆2405億円と、昨年12月(5兆5943億円)に続いて大...

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