【QUICK Market Eyes 片平 正二】9~10日に黒田総裁の下で最後となる日銀金融政策決定会合を控え、ゴールドマン・サックス証券は3日付のリポートで「標準シナリオは現状維持だ」との見解を示した。
リポートでは、その理由として3つを挙げた。具体的には①年度末を間近に控えている。従って、債券のみならず為替や株式市場にも広範な影響を与えかねないイールドカーブ・コントロール(YCC)修正措置などは回避したいと政府・日銀ともに考える可能性が高い、②17日に公表される春闘第1回集計結果の直前であり、このタイミングで賃金・物価を巡る基本的な判断を変更することは難しい、③黒田総裁には、かねてよ...

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