【QUICK Market Eyes 大野弘貴】SMBC日興証券の吉野豊チーフテクニカルアナリストは17日付リポートで、欧米株式市場は金融不安が台頭する中、景気・業績が悪化に向かい、株式と金利も下落する「逆業績相場」へ移行した可能性が高まったと指摘した。
政府や金融当局による迅速な対応策により3月中はいったん持ち直す可能性があるも、戻り切れずに頭打ちとなり、4月以降は「一段と引き潮が強まる」との見方も示した。
今年後半にかけて想定される欧米株価指数の二段目の下げの深さについて、今後の米欧金融システムのほころびの広がり具合と景気が落ち込み始めた際の政府や金融当局の対応速度などに左右されるとも...

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