【日経QUICKニュース(NQN)】Vチューバー(バーチャルユーチューバー)グループを運営するエニーカラーが一時、前週末比410円(7.7%)高の5760円まで上昇した。好業績などを評価した買いが株価を押し上げた。
15日に2023年4月期の単独業績予想の上方修正と、東証プライム市場への区分変更の申請を発表したのをきっかけにエニーカラーには買いが大量に集まった。16日と17日は連日で買い気配となり、大引けで制限値幅の上限(ストップ高水準)で配分されていた。
エニーカラー株は成長鈍化懸念などを背景に22年10月下旬以降は下落歩調をたどっていた。市場ではインフレ下におけるコンテンツ消費の強さをあらためて評価する声がある一方、きょうは上値では売りも出ている。