【日経QUICKニュース(NQN)】日本取引所グループ(8697)は22日、2023年3月期(今期)の連結純利益(国際会計基準)が前期比7%減の463億円になりそうだと発表した。10%減の450億円としていた従来予想から上方修正した。株式や長期国債先物、日経平均先物などの売買が想定よりも増えたことが寄与する。
今期の売上高は前期比1%減の1340億円(従来予想は2%減の1325億円)、営業利益は7%減の680億円(従来予想は11%減の655億円)にそれぞれ上方修正した。
同時に年間配当を前期比9円減の63円(うち記念配10円)にするとの計画を発表した。従来計画の62円(同)から引き上げる。