【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）】久光製薬（4530）は30日、2023年２月期（前期）の連結純利益が前期比24％増の120億円になったと発表した。従来予想のほぼ横ばいの97億円から上振れする。海外市場で貼り薬「サロンパス」を中心に一般用医薬品事業の売り上げが伸びた。為替の円安も寄与した。

　売上高は７％増の1283億円と従来予想（２％増の1230億円）を上回り、営業利益は23％増の115億円と従来予想（19％増の111億円）を上回った。