【日経QUICKニュース(NQN) 編集委員 永井洋一】日本株が約33年ぶりの高値に沸いている。日経平均株価は3万円台を回復し、円相場も1ドル=138円台に下落。異次元緩和の修正に動くとみられていた日銀の植田和男総裁の機動性を試すように、海外投資家が株買い・円売りの「日本インフレ・トレード」を加速している。
■分配金も1兆円超
日本経済研究センターによれば、日銀が保有する上場投資信託(ETF)の時価は18日時点で57兆2500億円。含み益は20兆円を突破した。新型コロナショック時の20年3月には一時、含み損が2~3兆円に膨らんだもようだが急回復した。
東証プライム全体の時価総額...

有料会員限定記事
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュースランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の業績データをダウンロードできる
-
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や指標を使った銘柄発掘ツールが使える
-
POINT 06セミナー動画が
見放題