【QUICK Market Eyes 滝口 朋史】19日までに米主要500社のうち78%が2023年第1四半期(主に1~3月期)決算の発表を終え、決算シーズンは一巡した。1株利益(EPS)は前年同月比2.2%減と2四半期続けて減益となったもようだ。もっとも、減益率は3月末時点の6.7%減から縮小した。「懸念していたほど悪くなかった」決算が、債務上限問題に翻弄されている米株式相場を下支えしている。
米主要企業の経営者心理も改善基調だ。第1四半期決算の説明会で「インフレーション」に言及した企業の数は278社と2022年第4四半期から74社減少した。22年第2四半期のピーク(416社)から3割強減...

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