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日経平均が9週連続上昇 けん引役はアドテストや商社株

記事公開日 2023/6/9 18:35 最終更新日 2023/6/12 08:33 国内株式市場サマリー 日本株 NQNセレクト

【日経QUICKニュース(NQN) 山田周吾】9日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発し、大引けは前日比623円90銭(1.97%)高の3万2265円17銭だった。週間では740円(2.35%)上昇した。上昇は9週連続で、2017年9~11月以来約6年ぶりの週間連騰記録となった。この9週間で日経平均は4746円(17.2%)上昇したなか、相場急伸をけん引したのはどの銘柄だったのか。日経平均株価を構成する225銘柄のうち上位15銘柄をランキング形式でまとめた。

【上昇率の上位15銘柄】
1 アドテスト(6857)       59.40%
2 スクリン(7735)        41.00%
3 エーザイ(4523)        40.70%
4 ルネサス(6723)        36.90%
5 NEC(6701)         36.70%
6 パナHD(6752)        34.10%
7 三菱商(8058)         33.50%
8 関西電(9503)         32.80%
9 富士フイルム(4901)      32.30%
10 フジクラ(5803)        31.50%
11 鹿島(1812)          31.10%
12 ダイキン(6367)        30.40%
13 伊藤忠(8001)         30.30%
14 三菱電(6503)         29.90%
15 東ガス(9531)         29.20%
(注)騰落率は4月7日と6月9日の終値を比較。小数点以下第2位を四捨五入した。

 上昇率首位は半導体検査装置大手のアドバンテスト(6857)で59%の上昇となった。「Chat(チャット)GPT」など生成AIへの注目が高まるなか、検査装置への引き合いが今後強まるとの思惑から買いを集めた。2位のSCREENホールディングス(7735)、4位のルネサスエレクトロニクス(6723)なども含め、半導体関連が幅広く物色される場面が目立った。

 ランキング上位には三菱商事(8058)や伊藤忠商事(8001)といった商社株も入った。9週連続上昇の起点となった4月中旬、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が5大商社株の保有比率を高めたことを明らかにした。バフェット氏の買いに追随する動きが広がり、5大商社株はそろって上場来高値を更新した。日経平均を構成する225銘柄中、この期間に上昇したのは194銘柄と8割超を占めた。


著者名

日経QUICKニュース(NQN) 山田 周吾


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