【日経QUICKニュース(NQN) 船田枝里】日銀の金融政策への投票権を持つ政策委員の発言が相次いでいる。7月に長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)運用の柔軟化に動いてから、日銀内では大規模な金融緩和策の「出口」を見据える声も出始めた。全体を見渡すと緩和維持を主張する「ハト派」寄りが目立つものの、これから政策委員9人の旗幟(きし)が鮮明となれば政策正常化に向けた議論も活発となりそうだ。
「出口を意識したものではない」。8月2日に開いた千葉県の金融経済懇談会で、YCC柔軟化について日銀の内田真一副総裁はこう語った。日銀プロパーとして企画ラインの経験が長く、マイナス金利政策...

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