【智剣・Oskarグループ 主席ストラテジスト 大川智宏】今年春先の上昇相場は、多くの市場関係者の記憶に鮮明に焼き付いたことだろう。昨年後半から2万円台後半のレンジ相場から脱せずにくすぶり続けていた日経平均株価が、3万円の壁をいとも簡単に突破し、その後に33年ぶりのバブル後高値を更新し続けるという極端な動きを見せた。足元では再び高値圏での膠着状態となっているものの、大きな値崩れは起こしておらず、底堅い需給に支えられていると言っていいだろう。
そして、この相場の背後にいるのが、今回の上昇を牽引したとして話題を呼んだ海外投資家だ。海外投資家は、日本株市場において売買代金の7割前後を占める最大の投...

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