【日経QUICKニュース(NQN)】ソニーグループ(6758)は14日、2023年度のサステナビリティ説明会を開いた。神戸司郎執行役専務は、ジャニーズ事務所(東京・港)における故ジャニー喜多川元社長の性加害問題について「被害者への補償、救済と再発防止策が着実に実施されることを注視していきたい」と述べた。ジャニーズ事務所の所属タレントの一部は、ソニーG傘下の音楽レーベルと契約している。
神戸専務はエンターテインメント事業を手掛けるソニーグループにとって「クリエイターやアーティストはもっとも重要なパートナーだ」と語った。国内外で「エンタメ業界や社会全体のコンプライアンス(法令順守)や人権保護に関する活動に一層貢献したい」と述べた。