カバー株に迫るロックアップ解除 よぎるエニーカラー急落の記憶（日本株ストラテジー）
【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ） 鈴木孝太朗】「ＶＴｕｂｅｒ（バーチャルユーチューバー）」のプロダクション運営を手掛けるカバー（5253、グロース）は３月27日の上場からまもなく半年がたち、大株主を対象とした180日のロックアップ（売却制限）期間の終了が迫る。成長期待や話題性から東証グロース市場で売買代金トップになる日も少なくないが、同業のＡＮＹＣＯＬＯＲ（5032、エニーカラー）がロックアップ解除を迎えた際は株価急落を招いただけに、市場では売りへの警戒感がくすぶる。
新規上場した企業には大株主による株式売却を制限する「ロックアップ」のルールが需給悪化を防ぐために適用される。上場から...
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