【日経QUICKニュース(NQN) 張間正義】米株式相場が1年で最も弱含みやすいとされる9月後半。今年は金利上昇による株安に見舞われている。米S&P500種株価指数はチャート上で相場反転を示唆する「ヘッド・アンド・ショルダーズ・トップ(H&S、三尊天井)」を形成した。米連邦準備理事会(FRB)が進めるバランスシートを縮小する量的引き締め(QT)も危険領域に入ってきている。
■S&P500種、8月安値下回りH&Sを形成
S&P500種は7月31日に付けた高値(4588)を境に調整している。チャートでは6月30日(4450)、9月1日(4515)の3つの「山」を頂点に、真ん中に当たる7月31日...

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