【QUICK Market Eyes 片平正二】パウエル・米連邦準備理事会(FRB)議長の9日の講演での発言はタカ派と受け止められたが、イベントでは「適切な追加利上げの程度を判断するために、会合ごとに決定を下す」とデータ依存の姿勢は維持していた。ある現地のエコノミストは、パウエル議長が11月米連邦公開市場委員会(FOMC)の記者会見よりも明らかに激しいトーンを採用したとしながら、「これは、金融環境のさらなる悪化に寄り添い、利下げ期待を抑制し、必要であれば追加利上げの選択肢を残しておくための努力と解釈するのが妥当だろう」との見解を示した。
また、「12月FOMCでの利上げに向けた真剣な努力はみ...

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