【QUICK Market Eyes 平井啓一朗】日本郵船(9101)、商船三井(9104)、川崎汽船(9107)の海運大手3社が発表した2023年4~9月期の連結純利益はいずれも前年同期比8割前後の大幅減益となった。需要減で低迷するコンテナ船事業を堅調な自動車船などでカバーするに至らず、24年3月期も最終減益の見通しだ。今回は追加の株主還元も見送られ、決算発表翌日の株価は下落した。コロナ禍の好業績をけん引したコンテナ船の大幅な荷動きの増加は今後も見込めないなか、専門家からは「船のスクラップ」で供給を絞り、運賃の単価を下支えする余地は残されているとの指摘が聞かれた。
■ONE税引き益「9...

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