【智剣・Oskarグループ 主席ストラテジスト 大川智宏】10月末に米連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場の予想通りに政策金利を5.5%に据え置いた。6月に利上げの見送りを決定して以降、3会合連続での据え置きとなっている。特に、足元ではISMの製造業・非製造業の両景況感指数が市場予想を下回ったことに加え、米FRBが最重要視している雇用統計も鈍化のトレンドを続けるなど、米国の引き締め継続への観測は日に日に弱まってきている。おそらく、足元から急に景気が過熱方向へと転換でもしないかぎり、米国景気は緩やかに後退方向へと進行していくことが想定される。
とはいえ、現段階では景気が真に悪化するのかを見極...

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