開示会社：ニトリHD(9843)
開示書類：2023年３月期　第３四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
開示日時：2022/12/23 15:00

<業績データ>
発表期 2022/11
種別 3Q
売上高(百万円) 631,769
営業利益(百万円) 95,047
経常利益(百万円) 97,564
純利益(百万円) 66,535

予想期(通期) 2023/03
売上高(百万円) 963,600
営業利益(百万円) 150,600
経常利益(百万円) 153,000
純利益(百万円) 104,000
予想年間配当(円) 147.00


＜要約＞
　2023年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比4.2%増の6317億6900万円、営業利益が同12%減の950億4700万円、経常利益が同11.7%減の975億6400万円、純利益が同12.2%減の665億3500万円だった。

　家具・インテリア業界においては、業種・業態の垣根を越えた販売競争の激化や、人手不足による人件費の高騰及び供給面での制約や原材料価格の上昇等により、依然として厳しい経営環境が続いている。

　ニトリ事業において、国内の営業概況としては、ニトリ27店舗、デコホーム24店舗と積極的な出店を進めた。7月には、早い時間帯にお買い物をしたいという顧客の声に応え、353店舗において開店時間を午前11時から午前10時に繰り上げした。急激な円安の進行や原油高に起因する輸入コストの上昇等により売上原価が増加した結果、営業利益は前年に対し下回る結果となった。海外の営業概況としては、中国大陸において、感染症再拡大によるロックダウン等の影響により最大32店舗が営業停止になるなど厳しい状況が続いているが、6月より全店で営業を再開するとともに、北京市への初出店を果たすなど出店を加速している。

　島忠事業については、前連結会計年度より、地域の顧客に支持いただける商品や売場を実現すべく様々な実験を繰り返してきた。5月に同社株式8,961,000株(2021年9月30日時点の発行済株式総数(自己株式を除く)に対する所有割合8.60%)を取得したのち、所有割合が10.00%となるまで同社株式を追加取得し、同社の主要株主となった。「羽毛ふとんリサイクルキャンペーン」については、2021年に顧客より回収した羽毛ふとんから、回収・再製品化・販売の循環の仕組みを初めて構築することに成功し、リサイクル羽毛を約30%使用した「リサイクル羽毛ふとん」を一部店舗及びニトリネットにおいて販売開始した。

　2023年3月期の連結業績は、売上高が9636億円、営業利益が1506億円を計画。



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【決算スコアについて】
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　スコア算出にあたっては、発表内容を（１）前の期の実績（２）直近の会社予想（３）市場予想（QUICKコンセンサス）--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
　あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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