開示会社:かどや(2612)
開示書類:2023年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2023/02/08 15:30
<決算スコア> +1.85
<業績データ>
発表期 2022/12
種別 3Q
売上高(百万円) 25,551
前期比 +3.1% ○
営業利益(百万円) 2,706
前期比 -12.9% ●
経常利益(百万円) 3,424
前期比 -2.9% ●
純利益(百万円) 2,358
前期比 -3.6% ●
予想期(通期) 2023/03
売上高(百万円) 33,000
前期比 +2.5% ○
会社予想比 -1.5% ●
営業利益(百万円) 2,500
前期比 -27.5% ●
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 3,100
前期比 -21.9% ●
会社予想比 +19.2% ○
純利益(百万円) 2,180
前期比 -21.3% ●
会社予想比 +21.1% ○
予想年間配当(円) 90.00
<要約>
2023年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比3%増の255億5100万円、営業利益が同12.9%減の27億600万円、経常利益が同2.9%減の34億2400万円、純利益が同3.5%減の23億5800万円だった。
食品業界においては、原材料価格の高騰や為替レートの円安基調等により、相次ぐ値上げが生じている。
全社的な感染症対策を行い、厳格な生産管理体制の中で、安定的な製品供給の確保に注力した。高騰する原材料コスト等に対しては、効率化によるコスト削減や製品の販売価格是正に着手する等、収益性の確保に取り組んでいる。家庭用及び輸出用の販売数量は前年同期に比べ減少した。業務用の販売数量は外食需要の回復等により前年同期を上回っている。販売数量については、業務用ねりごまの販売数量が前年同期を上回ったものの、他のカテゴリーで販売数量が前年同期を下回り、食品ごま事業全体の販売数量は前年同期比98.3%となった。営業外損益において、為替レートの円安進行の影響による為替差益が6億300万円(前年同期比4億3200万円増)発生している。輸出取引においては船積み時のレートと入金時のレートの差額を損益認識している。
ごま油事業においては、6月より実施した製品の販売価格是正の影響が大きく、家庭用の販売数量は前年同期に比べ減少している。業務用は、5月より製品の販売価格是正を行ったものの、外食需要の回復等により、販売数量は前年同期に比べ増加している。販売金額は、製品の販売価格是正や為替レートの円安基調の影響等により前年同期比で増加している。コスト面では、売上原価は、袖ケ浦工場の償却進行に伴う減価償却費の減少等あったものの、原料価格の上昇及び為替レートの円安基調等に伴う原料代の増、エネルギー価格上昇等に伴う燃料費や光熱費の増等により、前年同期に比べ増加した。販売費及び一般管理費は、前年同期に「健やかごま油」の発売に伴うテレビCM等を実施したことにより、前年同期に比べ減少した。
食品ごま事業において、家庭用については、製品の販売価格是正の影響やその局面下で販促実施が滞った影響等により販売数量が前年同期比で減少した。業務用については、ねりごまの販売数量が総菜向け需要の増等により前年同期比で増加したが、食品ごまにおいて、家庭用製品を取り扱う加工ユーザー向け需要が落ち、中食・外食産業向けの需要回復等があったものの販売数量は前年同期比で減少した。食品ごま事業全体の販売数量は前年同期比で減少したが、製品の販売価格是正の影響等で販売金額は前年同期並みとなった。コスト面では、売上原価は、原料価格の上昇及び為替レートの円安基調等に伴う原料代の増、エネルギー価格の上昇による燃料費、光熱費の増等が生じており、前年同期に比べ増加している。販売費及び一般管理費は、広告宣伝費の減等により、前年同期に比べ減少した。
2023年3月期の連結業績は、売上高が前期比2.5%増の330億円、営業利益が同27.5%減の25億円を計画。
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