開示会社:フェローテック(6890)
開示書類:2023年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2023/02/14 15:30
<決算スコア> -0.12
<業績データ>
発表期 2022/12
種別 3Q
売上高(百万円) 155,690
前期比 +65.7% ○
営業利益(百万円) 26,743
前期比 +65.2% ○
経常利益(百万円) 35,281
前期比 +94.0% ○
純利益(百万円) 23,737
前期比 +10.7% ○
予想期(通期) 2023/03
売上高(百万円) 200,000
前期比 +49.5% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.3% ●
営業利益(百万円) 34,000
前期比 +50.4% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.4% ●
経常利益(百万円) 40,000
前期比 +53.9% ○
会社予想比 +2.6% ○
QUICKコンセンサス比 -0.8% ●
純利益(百万円) 25,000
前期比 -6.2% ●
会社予想比 +4.2% ○
QUICKコンセンサス比 -4.9% ●
予想年間配当(円) 100.00
<要約>
2023年3月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比65.7%増の1556億9000万円、営業利益が同65.2%増の267億4300万円、経常利益が同94%増の352億8100万円、純利益が同10.7%増の237億3700万円だった。
ロシアのウクライナ侵攻は継続しており、燃料や資材価格に引続き影響を与えている。為替相場は、大きく円安方向に進んだが、年末に円高の方向に転換した。エレクトロニクス産業では、リモートワークやWEB会議の普及もあり、データセンターや通信向けの需要は高水準で推移している。半導体製造装置の需要も高水準に推移したが、メモリなどの製品では在庫調整局面となりつつある。10月半ばに米国による中国への半導体技術輸出規制の強化が発表されたことによる半導体需要への影響が注目されている。パワー半導体用基板は、中国でのEV(電気自動車)向け販売が強く、同セグメントの売上の伸びを押し上げた。
経常利益は為替差益が69億円発生し、前年同期比で大きく増加した。前年同期は持分法適用会社の第三者割当増資に伴う93億円の持分変動利益(特別利益)を計上したため、相対的に特別利益が減少している。
装置関連事業において、主な製品は、真空シール及び各種製造装置向け金属加工製品、石英製品、セラミックス製品、CVD-SiC製品、シリコンパーツ、装置部品洗浄、石英坩堝などである。真空シールおよび各種製造装置向け金属加工製品は半導体製造装置向けを中心に売上を伸ばした。半導体製造プロセスに使用されるマテリアル製品(石英製品・セラミックス製品・シリコンパーツ等)は、堅調な半導体製造装置需要に伴い、各製品とも大きく売上を伸ばした。石英坩堝や半導体製造装置向け部品洗浄サービスも順調に売上を伸ばした。生産能力面でも中国常山地区で実施した第2期増産投資が完了し、7月より生産開始したことで、金属加工、石英製品の売上増に貢献した。売上高は991億5400万円(前年同期比58.3%増)、営業利益は181億6100万円(前年同期比62.8%増)となった。
電子デバイス事業において、主な製品は、サーモモジュール、パワー半導体用基板、磁性流体、センサなどである。サーモモジュールは、5G用の移動通信システム機器向けを中心に高水準な販売を維持した。パワー半導体用基板は、AMB基板の中国のEV車載向け販売が強い伸びとなっていることに加え、広範な用途に使用されるDCB基板も好調を維持した。第2四半期連結会計期間より連結化した株式会社大泉製作所のセンサの売上、利益も含まれている。売上高は381億5900万円(前年同期比99.5%増)、営業利益は85億5300万円(前年同期比82.2%増)となった。
その他の事業においては、第2四半期連結会計期間より連結化した東洋刃物株式会社の売上、利益が、ソーブレードに含まれている。売上高は183億7600万円(前年同期比50.6%増)、営業利益は6億6800万円(前年同期比21.0%増)となった。
2023年3月期の連結業績は、売上高が前期比49.5%増の2000億円、営業利益が同50.4%増の340億円を計画。
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