開示会社:ファーストリテイ(9983)
開示書類:2023年8月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
開示日時:2023/04/13 15:01
<決算スコア> -0.71
<業績データ>
発表期 2023/02
種別 2Q
売上高(百万円) 1,467,350
前期比 +20.4% ○
営業利益(百万円) 220,263
前期比 +16.4% ○
経常利益(百万円) 230,499
前期比 +8.4% ○
純利益(百万円) 153,392
前期比 +4.5% ○
実績年間配当(円) 125.00
予想期(通期) 2023/08
売上高(百万円) 2,680,000
前期比 +16.5% ○
会社予想比 +1.1% ○
QUICKコンセンサス比 +2.1% ○
営業利益(百万円) 360,000
前期比 +21.1% ○
会社予想比 +2.9% ○
QUICKコンセンサス比 +3.6% ○
経常利益(百万円) 370,200
前期比 -10.5% ●
会社予想比 +5.8% ○
QUICKコンセンサス比 +5.4% ○
純利益(百万円) 240,000
前期比 -12.2% ●
会社予想比 +4.3% ○
QUICKコンセンサス比 +3.4% ○
予想年間配当(円) 250.00
<要約>
2023年8月期上期の連結業績は、売上収益が前年同期比20.4%増の1兆4673億5000万円、営業利益が同16.4%増の2202億6300万円、経常利益が同8.4%増の2304億9900万円、純利益が同4.5%増の1533億9200万円だった。
売上収益が1兆4673億円(前年同期比20.4%増)、営業利益が2202億円(16.4%増)と、大幅な増収増益となり、過去最高の業績を達成した。昨年から「収益の柱の多様化」を掲げ、ブランディングの強化、顧客のニーズに応え価値を伝える商売、出店の加速を推し進めてきたが、その成果は着実に現れてきた。東南アジア、北米、欧州のユニクロ事業、ジーユー事業は大幅な増収増益と好調だった。売上総利益率は前年同期比で1.1ポイント低下し、50.5%となった。売上高販管費率は0.3ポイント改善し、35.7%となった。金融収益・費用は、ネットで102億円のプラスとなった。
前年同期に比べて債券の運用額が増加し、受取利息が増加したことによる。
海外ユニクロ事業の売上収益は7552億円(前年同期比27.3%増)、営業利益は1226億円(22.2%増)と、大幅な増収増益となった。中国大陸が、第1四半期3カ月間に新型コロナウイルス感染症の影響を受け、大幅な減収減益となったためである。1月以降売上が回復したことで、第2四半期3カ月間は、若干の減収、大幅な増益と業績は回復基調にある。コア商品を中心とした継続的な情報発信が奏功し、顧客層が拡大している。冬物コア商品のマーケティングを強化したことや、シーズン商戦に合わせて情報発信をタイムリーに行ったことで、期を通して既存店売上高は大幅な増収だった。継続的に商品の機能性や価値を訴求したことが奏功し、顧客層が拡大したことで、好調な業績が続いている。
ジーユー事業の売上収益は1455億円(前年同期比18.5%増)、営業利益は130億円(39.2%増)と、大幅な増収増益となった。品番数を絞り込み、シーズン後半までマストレンド商品の数量を準備し、積極的に商売を行った結果、既存店売上高は大幅な増収となった。ヒートパデッドアウターやスーパーワイドカーゴパンツ、バギースラックスなどの販売が好調だった。売上総利益率は1.8ポイント低下したが、上期に急激に円安が進行したことで、追加発注した商品の調達コストが大幅に増加し、原価率が上昇したためである。売上高販管費比率は、売上が好調だったことに加え、販管費を適正にコントロールしたことで、1.5ポイント改善した。
グローバルブランド事業の売上収益は702億円(前年同期比19.1%増)、営業利益は1億円(85.3%減)となった。米国事業で在庫処分を優先したことで、売上総利益率が悪化したことと、グレーターチャイナを中心とするアジア事業が新型コロナの影響を受け、減益となったことによる。日本事業は百貨店の客数が回復したことに加え、戦略的に売れ筋商品の在庫を積み増したことで大幅な増収増益となった。■ 「商品と販売を通じた新たな価値創造」:「世界の平和を願ってアクションする」そんなユニクロの想いに賛同した著名人が、ボランティアでデザインしたグラフィックTシャツを全世界のユニクロの店舗とECで販売し、利益の全額(1枚当たり販売金額の20%相当)を、パートナーシップを結んだ3団体へ寄付するPEACEFORALLの活動を推進している。
2023年8月期の連結業績は、売上収益が前期比16.5%増の2兆6800億円、営業利益が同21.1%増の3600億円を計画。
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【決算スコアについて】
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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