2023/5/16 17:59 最終更新 2023/5/16 18:00 (最終更新)
コード/銘柄名 | 株価/前日比率 |
---|---|
1
9984
ソフトバンクG
|
5,542円
+8.19%
|
2
6857
アドバンテ
|
17,670円
+4.06%
|
3
8035
東エレク
|
19,720円
+0.43%
|
4
8058
三菱商
|
5,908円
+3.19%
|
5
6526
ソシオネクスト
|
15,550円
+6.21%
|
コード/銘柄名 | 株価/前日比率 |
---|---|
1
9399
ビート
|
13円
+62.5%
|
2
2656
ベクター
|
349円
+29.73%
|
3
4124
大阪油化
|
1,964円
+24.3%
|
4
3686
DLE
|
304円
+22.08%
|
5
4440
ヴィッツ
|
1,311円
+18.96%
|
この増資は株主にとって、かなりネガティブ。まず増資の額がデカ過ぎで、時価総額1兆円ちょいなのに約3000億円も調達する模様。手元計算で希薄化率は29.4%になる。ていうか東証の25%ルールに引っ掛かるんじゃないの? これが許されるメソッドがよく分からず。 そして増資の使途も良くなくて、調達した資金の多くは迫る社債の償還に充てられるようで、借金返済の資金繰りが厳しいという実態が浮き彫りに。報道によると今後5年間に償還を迎える社債は1.2兆円とのことで、特に2025年2月と6月に計4000億円もの大規模な償還を控えていて、つまりは黒字化が達成できない限り償還の都度に増資をする…ってコト!? 株がカルピスだったら水になっちゃう。 そもそも楽天の事業3セグメントのうちインターネットとフィンテックの損益の成長がイマイチで、モバイルに成長性の全てを掛けている状態なのが痛い。楽天株の投資判断はただ一つ、「あと数年でモバイルが黒字化するか?」だろう。