【QUICK Market Eyes 片平 正二】19日の米国市場で恐怖指数のVIXが大幅に3日続伸し、前週末比21.95%高の22.50で終えた。投資家心理の不安感を示すとされる20を6月18日以来、1カ月ぶりに終値で上回って終え、一時は25.09まで上昇して5月19日以来、2カ月ぶりの高水準に達した。 新型コロナウイルス(COVID-19)のインド型(デルタ株)による世界的な感染再拡大が警戒される中、この日は原油先物が急落し、米長期金利が一時1.17%まで低下し、リスクオフの展開となった。米株の大幅安を受けてVIXも急騰した。 ゴールドマン・サックスは19日付のリポートで「先週以来...

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記事で引用されたゴールドマンのレポートは強気とも弱気とも読めない微妙な語り口だが、プットスプレッド推奨ということは、相場弱含みのヘッジしておくべきというスタンスでしょうか。